司法書士で人生一発逆転するのは割と余裕な件

司法書士試験

人生一発逆転させたい!と思った時に司法書士という資格で逆転が可能かどうか気になると思います。

これに関しては結論、一発逆転は可能ですし、割と余裕です。

なので、以下の点について解説していきます。

  • 司法書士で人生一発逆転が余裕な理由
  • 司法書士で一発逆転までの道のり
  • 司法書士試験合格者の昔と今

なお、この記事の解説をする私のプロフィールはこちらです。

司法書士で人生一発逆転するのは割と余裕な理由

司法書士で人生一発逆転するのは割と余裕です。

理由としては以下の通りです。

  • 才能や素質はいらないから
  • なんだかんだ言って仕事は無くならないから
  • 独立しやすいから

それぞれ詳しく解説していきます。

才能や素質はいらないから

一般的に人生一発逆転するには、おおよそサラリーマンではなかなか難しいのが現実。

そうなるとやはり自分が経営者となり、何かしらの商売を始めなければなりません。

しかし、何か商売を始めようとする時にノースキルで起業して成功する人はごく稀、というかほとんどいません。

しかし司法書士という資格を取得してしまえば、例え自分がどんなに特徴のない人間で、なんのスキルもなかったとしても資格が1個のスキルとなり(もちろん司法書士としての「スキル」は実務をしなければ身につきません)、経営者となる切符を手にする事ができます。

人生一発逆転をする程の収入を手にするために避けては通れない経営者の道ですが、才能や資質が不要でありながらその道に乗ることができるのは、かなり大きなアドバンテージであると言えるでしょう。

なんだかんだ言って仕事は無くならないから

司法書士についてAIで仕事がなくなるとか、オワコンなど様々な意見が飛び交っていますが、結局のところ仕事はまだまだ仕事は無くなりません。

それどころか超高齢化社会に突入した日本において司法書士の役目はさらに広がる事でしょう。

空き家問題、相続登記の義務化、後見等案件の増加などが真っ先に思い当たるところ。

またこれらに付随する法律関係も多様化することが予測できますので、司法書士の活躍する機会が増えます。

ここら辺について過去に解説した記事がありますので、よかったらご覧ください。

▼士業とAI

▼司法書士の将来性

独立しやすいから

司法書士は在庫を抱えない(用紙などはありすが)いわば知識(情報)を売る商売です。

そのため、司法書士になってさえしまえば参入障壁は限りなく低いと言えます。

また、独立開業にあたっても準備する物はとても少なく、固定費も一番高いのは家賃くらいです。

その家賃も自宅開業してしまえばかからないので、司法書士は独立しやすい資格であると言えます。

独立するのに何百万、何千万というお金がかかるのであれば、一発逆転するのに時間がかかってしまいますが、司法書士であれば低予算で独立し、スタートダッシュが切れるのも大きな特徴です。

司法書士で一発逆転までの道のり(むしろここが険しい)

ここまでご覧いただいて司法書士という資格が人生一発逆転しうる資格だとお分かりいただけたと思いますが、実際に司法書士になるためにはどのような道のりなのかについて解説していきます。

司法書士とは

司法書士法第1条にこんな規定があります。

(司法書士の使命)

第一条 司法書士は、この法律の定めるところによりその業務とする登記、供託、訴訟その他の法律事務の専門家として、国民の権利を擁護し、もつて自由かつ公正な社会の形成に寄与することを使命とする。

出典:司法書士法

ちょっと抽象的ですが、要は登記申請や供託、訴訟関連(裁判所提出書類作成や認定司法書士の関西代理権)のプロということです。

詳しく説明しようとするととてつもない時間がかかってしまうので、まずは過去に解説したこちらの記事がありますので、是非ご覧ください。

▼司法書士とは

司法書士になるには

司法書士になってしまえば一発逆転の可能性がグッと広がりますが、そんな資格が簡単なわけがないのも事実。

一般に司法書士になるには司法書士試験をパスしなければ他に道はありません(特認を除く)。

しかしこの司法書士試験が何と言っても一番の難関であると言えます。

司法書士試験の科目は次の通りです。

科目
午前の部(択一)・憲法
・民法
・刑法
・商法(会社法)
午後の部(択一)・民事訴訟法
・民事執行法
・民事保全法
・供託法
・司法書士法
・不動産登記法
・商業登記法
午後の部(記述式)・不動産登記法
・商業登記法

科目数としては11科目もあります。

すべての科目を高水準で学習しなければならないので、これだけでも司法書士試験のむずかしさがわかると思います。

なお、司法書士試験の概要はこちらの記事で解説していますので、詳細はこちらをご覧ください。

▼司法書士試験の概要

難易度と勉強時間

司法書士試験の難易度は、まさかの東大入試越え。

合格率も4%前後と国家試験の中でもトップクラスの合格率の低さです。

司法書士試験
合格率約4%
勉強時間3000時間~4000時間

また、それに拍車をかけるように、司法書士試験は年1回の一発勝負!

科目免除や科目合格はありません。

これが司法書士試験の最も難しい所と言っても過言ではないです。

▼司法書士試験の難易度

ちなみに

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仕事のやりがい

司法書士はとてもやりがいのある仕事です。

  • 社会的地位が高く尊敬される
  • 業務の範囲は広く、これから資格を取っても新しい分野で活躍できる
  • 地域との繋がりが密接で知り合いがとても増える
  • 自分のやっただけ収入が増え、青天井
  • 在庫リスクがなく利益率の高い商売である

これはほんの一例ですが、人生一発逆転にふさわしいだけのやりがいがあると言えるのではないでしょうか!?

もちろん地位や収入が全てではありませんが、やりがいがある上にそういったメリットが「副産物的に付いてくる」と考えるととても魅力的な資格です。

詳しくはこちらで解説しています。

▼司法書士のやりがい

将来性

司法書士は将来性のある資格でもあります。

しかし、近年では司法書士の業務の花形とも言える不動産登記の申請件数が減少傾向にあるのは事実です。

とはいえ、登記申請が激減する可能性は著しく低く、むしろ相続登記の義務化などにより今後はさらに増えると予想されます。

また、登記以外の業務についても司法書士の業務の拡大が見て取れます。

近年では「成年後見」であれば司法書士と言われるくらい司法書士の活躍が目覚ましいです。

さらに、認定司法書士の簡裁代理権についても債務整理案件が減少したとはいえ、街の法律家として多くの市民の役に立つことでしょう。

▼司法書士の将来性

実際の合格者(私)の昔と今

私自身、司法書士試験の合格前と後で人生が180度ガラリと変わったなと感じました。

一番強く感じたのは周りからの目でした。

やはり司法書士になってからは今まで呼ばれたことのない、「先生!」という呼ばれ方をします。

若干今でも気恥ずかしいというかムズムズする感じはありますが(笑)

家族友人についても同じで、一目置かれるというか、何か一つ分かりやすい「実績」を残せたかなと思います。

以前、「司法書士になればモテるのか?」という記事でもお伝えしましたが、国家資格という分かりやすい実績を残すことは、対外的にかなり強いです。

しかし、それとともに資格の重みや責任も強く感じるようになりました。

なお、収入面では補助者時代から年収が倍くらいに上がりました。

これには転職の影響が大きかったと思いますので、失敗しない事務所選びをするのが一番重要だとこの時強く感じました。

>>おすすめな事務所の探し方

あとはやはり、司法書士試験に合格することができて、ブログを立ち上げ「発信者」側にまわるという事は私の中ですごく大きな変化でした。

こんな感じで司法書士に合格することで色々な可能性が広がります。

ほかの合格者を見ても、元々はフリーターだったけれども司法書士に合格して開業しバリバリ稼いでいる人もいれば、ミュージシャンから司法書士になり、務めた司法書士法人で代表社員になるまで成り上がった人もいます。

司法書士試験が難しい分、合格すれば様々な可能性が広がるので、人生一発逆転できる可能性も高い資格だと、合格者が自信をもっておすすめできます。

まとめ

今回は司法書士で人生一発逆転できるのかについて解説しました。

司法書士は試験こそ難しいですが、合格してしまえば大きく稼げる可能性が高い資格です。

特技やスキルがない人でも資格さえ取ってしまえばそれが特技にもスキルにもなるので、どんな人にも人生一発逆転できるチャンスがあると言えます。

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