司法書士試験は難関の試験だから合格出来たら儲かるのかな?
気になるな~。
調べてみるにゃ
司法書士になるには?
司法書士になるためには「司法書士試験に合格する」か「法務大臣の認定を受ける」の2つの方法がありますが、「司法書士試験に合格する」のが一般的です。
司法書士試験に合格後、各種研修を受けて、日本司法書士連合会への登録が終えたら司法書士として業務を行うことができます。
なお、「法務大臣の認定を受ける」とは裁判所事務官・裁判所書記官・法務事務官・検察事務官として10年以上従事、または簡易裁判所判事・副検事として5年以上従事し、口述試験等により法務大臣の認定を受けることで司法書士になることができます。現実的には、定年退職した人が利用する制度となっています。
司法書士になるまでの流れ
司法書士試験に合格する
上述のように、試験に合格できないことには先に進めませんのでまずは試験を受けて合格しましょう。
司法書士試験は独学での合格は難しいと言われているため初めから通信講座を受講するのが良いかと思います。
研修を受ける
裁判所事務官・裁判所書記官・法務事務官・検察事務官として10年以上従事、または簡易裁判所判事・副検事として5年以上従事し、口述試験等により法務大臣の認定を受けることで司法書士になることができます。現実的には、定年退職した人が利用する制度となっています。
日本司法書士連合会に登録する
新人研修を終了した後、司法書士として業務を行うためには、所属する司法書士会を経由して、日本司法書士会連合会に備える司法書士名簿に登録する必要があります。必要書類を揃えて登録の申請を行いましょう。
登録が完了したら晴れて「司法書士」として業務を行うことができます。
司法書士の年収は?
司法書士試験に合格し、研修をけて日本司法書士書士連合会に登録して晴れて「司法書士」として業務を行うことが可能になったら後は稼ぐだけ。実際に年収はどの程度なのかまとめてみました。
働き方は2つ!
1.司法書士法人で勤務する
いわゆる勤務司法書士問やつですね。
この場合の平均年収は250万~400万円程度になります。士業であることや超難関試験を突破することのイメージからすれば、低い金額に思えるかもしれません。しかし、司法書士として経験を積んでいけば、給料も徐々に上がっていく傾向にあります。また、大型事務所や有名事務所で経験を積めば、平均年収が500万~700万円程度になることもあります。
司法書士になったからといってすぐに好年収が得られるわけではなく、他の職種と同様にキャリアアップすることで年収もアップします。
▼転職エージェントを載せておきます。ご参考まで。
2.独立・開業する
独立・開業した司法書士の平均年収は500万円程度となっており、中には1,000万円以上の年収を稼ぐ人もいます。独立すると自分で仕事を獲得しなければならず、本人の営業力や力量で差が出てきます。独立・開業で好収入を得るには、司法書士の専門知識だけでなく、集客のノウハウや営業力も身につける必要があります。
すべては自分次第というプレッシャーはあるものの、努力次第で大きく稼ぐチャンスがあるでしょう。
3.副業という手もある
いきなり独立するより、初めは副業で経験値をあげるのも良いかもしれません。
自信を付けたり人脈を増やしたり自信を付けた後に独立していくのもありです。
年代別の平均年収
年代別に平均年収をまとめてみました。
司法書士だからと言って飛びぬけて年収が高いということはなく、一般的な会社と同じように年代が上がるにつれて年収も上がっていくということがわかります。
なお、年収については男女の差はなく、女性でも努力次第で好年収を得ることも可能です。
年代 | 平均年収 | コメント |
---|---|---|
20代 | 290万~480万円程度 | 20代は経験が少ないことから、年収は低い傾向にあります。 |
30代 | 450万~560万円程度 | 経験もあるので、年収は少しずつ高くなっていくようです。 |
40代 | 510万~710万円程度 | ベテランの領域となり、年収額もそれに付随した金額になります。 |
50代 | 650万~760万円程度 | 好収入と呼ばれる年収になることがわかります。 |
まとめ
司法書士の年収は、実績や経験のないうちは他の職種と変わらない年収となりますが、経験を積むにつれて年収は上がっていく傾向にあります。独立開業して多くの顧客を獲得できれば、1,000万円以上稼げる可能性もあります。まずは、しっかりと知識を身につけ、難関試験の合格を目指しましょう。
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