【実録】司法書士の決済事務所って実際どうなの?特徴と向いている人を解説

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司法書士業界の人であれば「決済事務所」という言葉を聞いた事があると思います。

決済事務所の主な意味合いとしては「不動産売買に伴う土地建物の所有権移転登記等(さまざまな場合があるので“等“としました)を専門的に扱う事務所」の事を言います。

私のブログに来てくれている人はこれでおおよその意味はわかってくれると思いますが、初心者向けに言うと、マイホーム購入の際に銀行で現れる司法書士です。

このような業務を司法書士の世界では「決済」とか「立会」のような呼び方をします。

そしてこの決済は今も昔も司法書士にとって一番の花形の業務です。

この決済を専門に扱う決済事務所。

合格して同期との事務所選びの話題でも事欠きません。

  • 決済以外の業務を覚えられない
  • 残業が多い
  • ブラック事務所だ

こんな事がまことしやかに囁かれます。

そんな決済事務所の特徴について決済事務所に5年以上勤務した私が解説します。

✅この記事を読むメリット

  • 決済事務所経験者(私)のリアルな特徴がわかる
  • 決済事務所に向いているかどうかがわかる

決済事務所の特徴

特徴を説明する前に、実際私の働いていた事務所について簡単にご紹介します。

  • 資格者とスタッフ総勢約30名の司法書士法人
  • 行政書士法人と土地家屋調査士法人もあり
  • 建売業者のお抱え事務所

このような事務所をイメージしながら見てもらうとより具体的にわかると思います。

ハロウ先生
ハロウ先生

不動産に関するワンストップサービスを提供する事務所だね

決済事務所の特徴

  • 一言で言うと「登記申請書作成工場」
  • 人数が多く若者も多いので普通の会社っぽい
  • 繁忙期の残業はなかなかしんどい→そして慣れる
  • 案件が大量なので経験値は早く貯まる
  • 車の運転は必須

一言で言うと「登記申請書作成工場」

決済の件数が多いと言うことはそれだけ申請書も作成しなければなりません。

そうなるとひたすら申請書を作成し、ふと「まるで申請書作成マシーンだ」なんて思う事があります。

申請書作成も事務所の独自のマニュアルがあるためやることは大体決まってきます。

決済事務所あるあるなのですが、やり方が決まっているので、資格者よりも補助者の方がバリバリ書類を作るのがうまいです。

こんな感じで申請書作成工場と化すわけですが、他に案件がないかというとそういうわけではありません。

単発の相続案件や商業登記案件もあります。

ただ数がそんなに多くないので、もしそういう案件が来たら積極的に手を挙げればやらせてくれるので、もっといろんな業務を学びたいと思う人は自分次第でいくらでもチャンスはあります。

人数が多く若者も多いので普通の会社っぽい

事務所自体は常時20〜30名程度いるので、人が多くワイワイしている時もあり、普通の会社っぽいと感じる事があります。

個人事務所だと大体10人以下というのがほとんどだと思います。

やはり人が多いと刺激も多いので、毎日いろんな人と会話もできるのでそう言うのが嫌いな人じゃなければ決済事務所は魅力の一つになると思います。

繁忙期の残業はなかなかしんどい→そして慣れる

決済事務所の繁忙期の残業はかなり過酷です。

帰りたくても帰れないと言う時があるかもしれません。

ちなみに私は深夜2時まで申請書を作成し翌朝9時に遠方の決済というスケジュールを経験した事があります。

その頃は事務所のシステムも効率の悪いものだったのでそれ以後はそのようなことはありませんでしたが、繁忙期の残業は決済事務所に勤める以上ある程度は覚悟しなければならないかもしれません。

案件が大量なので経験値は早く貯まる

私は個人事務所→決済事務所に行ったので、この感覚を強く感じたことを今でも覚えています。

案件数がハンパないので私の肌感覚だと個人事務所の3年分の業務量を決済事務所では1年で体験できてしまうように感じられました。

これは決済事務所で働くことの大きなメリットの一つだと思います。

やはり司法書士で成長するためには一定の案件数をこなさなければなりません。

そして、決済事務所のような似たような案件であっても、繰り返し行うことでより深い知見に辿り着く事ができます。

車の運転は必須

これはそれぞれの事務所によって異なるかもしれないので一概には言えないですが、私の勤めていた事務所では車の運転が必須でした。

私はもともとそんなに車の運転が得意な方ではなかったのですが、仕事で否応無しに車に乗っていると運転も上達しますし、知らない土地に行くのも怖くなくなりました。

逆に車の運転はあまりしたくないという人はちょっと覚悟が必要かもしれません。

もちろんそこら辺は事務所との話し合いで解決でき得る事なので、面接の際など事前に事務所に確認をとった方がいいポイントだと思います。

どんな人に向いてる?

以上の特徴から私が決済事務所に向いている思う人は以下のような人です。

  • 多くの人と関わるのが好き
  • 多少の残業があっても気にしない
  • とにかく経験をたくさん積んでレベルアップしたい。
ハロウ先生
ハロウ先生

社交性の高い人には特に人数の多い決済事務所はおすすめ!

たくさんの案件を扱うから成長も早いよ!!

まとめ

今回は司法書士の決済事務所の特徴について解説しました。

私自身、決済事務所で長く勤め、その事務所が良かったからというのもありますが、司法書士合格者たちの噂になるほど決済事務所は悪いものではないと思っています。

1つのことを追求するとより深い知識を得られ、自分の強みにもなるからです。

なので、もしあなたが合格後、最初に勤務する司法書士事務所として決済事務所を選ぶことはあなたにとってとてもいい経験になると思います。

決済事務所はどうなんだろう?と悩んでいる人にとって少しでもお役に立てれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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