司法書士事務所の面接に欠かせない履歴書ですが、司法書士業界以外から始めて参入する人にとってはどの程度書けばいいか迷うところだと思います。
今回は次のポイントについて解説していきます。
✅この記事を読む価値
- 履歴書の書き方
- 面接時の注意点
- 失敗しない司法書士の転職
✅この記事の信頼性
働きながら司法書士試験に5回目で合格する事ができました。
合格後は、個人事務所・決済事務所・司法書士法人を渡り歩き実務歴は10年以上になります。
転職も2回経験し、当初勤めた事務所から年収が倍になった経験もあるので、リアルな話をお伝えする事ができると思いますので、是非最後までご覧ください。
履歴書の書き方
履歴書に使う紙は一般的な物で大丈夫です。
こんな感じのごくごく普通の履歴書。
ぶっちゃけ履歴書の書き方は通常のアルバイトや一般企業と変わりません。
①~⑤については、記載事項をそのまま記入していきましょう。
なお、司法書士試験の最終合格発表は「11月」なので、筆記試験合格の10月とお間違いのないように!
⑥と⑦については、特に注意が必要なので、別途解説していきます。
ちなみに、余談ではありますが、履歴書は必ず手書きで書きましょう。
私、字がキレイじゃないから・・・
そう思っても手書きで書きましょう。
美しい字である必要はありません。
丁寧に自分の中で最大限きれいに書ければそれでOKです。
志望動機
志望動機は一番の重要ポイントです!
と言いたいところなのですが、なかなかどう書けばいいのか難しい所です。
というのも一般企業であれば「うちはこんな会社です!」という事をある程度外部に発信していますが、司法書士事務所の場合そういったことはなく、実際に入所してみないとわかりません。
よっぽど有名な事務所であればわかりますが、わからないのに当てずっぽうで適当に「貴事務所の○○な点に惹かれました!」と書いても
コイツわかってねーな・・・
となってしまうだけです。
なかなかその事務所を選んだ唯一性を書くことができません。
しかしこれは、雇う側の事務所ももう折り込み済み。
無理にひねり出そうとしなくてOKです。
では、どんなことを書けばいいかというと、それは単純に自分がやりたいとか興味がある業務を学びたいという事を書けばいいです。
事務所を選んだ理由よりも自分の業務に対する情熱をぶつけてみよう!!
自己PR
自己PRについても特にカッコつけたり奇をてらったりしなくてよいです。
あなたの人となりがわかればそれが〇
もちろん履歴書に書かないような長所があればなおgood!
分かりやすい例えだと、
「甲子園に出場経験があります」
「アルバイトを10年続けていました」
「マラソンが趣味です」
といったようなことです。
こういったことは履歴書に書けませんが、面接する人が「おっ!」となるようなキャッチーさがあります。
しかもあなたがどんな人かどうか連想しやすいですよね!
「根性がありそうだな」「忍耐強そう」「好奇心がある」
こんな風に思ってもらえれば、話の取っ掛かりにもなりやすいです。
面接時の注意点
履歴書が出来上がればいよいよ面接。
そんな面接には注意点があります。
履歴書に書いていないけれど、事務所側が気になる事項です。
主に以下のような事です。
- 転職理由
- 転職時期
- 希望年収
- 残業の可否
これらについては聞かれたときに詰まってしまわないよう予め自分の答えを用意しておきましょう。
失敗しない司法書士の転職
これを読んでくれたあなたは絶賛司法書士事務所を探し中だと思いますが、司法書士の転職においては比較検討がめちゃくちゃ大事になってきます。
当たり前ですがあなたが働く事務所は1つしか選べません。
そんな時に1番やってはいけないのは自分に合わない事務所に転職してしまう事です。
これは実際に私がやってしまった過去の体験なのですが、あまりよく調べもしないで、給料と業務内容が良いと思っていたら就職したら、あまりにもその事務所が自分と合わずに1週間で退所することになってしまいました。
これって本当に無駄だなと心の底から感じました。
もちろんその事務所でなければ働けないわけではなく、また事務所を探せばいいのですが、その辞めるまでの気持ちと、また新たに事務所を探さなければならない手間と労力・・・
転職は調べたり比べたりすることが大事と痛感
また、司法書士業界で初めて働く人にとっては、最初の事務所選びは間違いなくこれからのあなたの司法書士人生の礎になるとても重要な場所であり時間です。
絶対に無駄にしないようにしてください!
とはいえ自分で1つ1つの事務所を比較検討していたら時間も体力もいくらあっても足りないのもこれまた現実。
ではそんな時どうすればいいか?
「司法書士専門」の転職エージェントを利用するのをおすすめします。
司法書士専門?
転職を扱う会社は世の中にごまんとありますが、司法書士専門の転職エージェントと言えば最大手のリーガルジョブボードがおすすめです。
先日リーガルジョブボードの本社へ突撃取材をしてきましたので、その記事はこちらになります。
なお、デメリットとしては、リーガルジョブボードは過去の合格者も多く登録しているので、早く登録しないといい事務所の求人がどんどん埋まってしまう点です。
なので、のんびり事務所を探したい人は登録しない方がいいかもしれません。
そうでなければ下記のフォームから登録するだけで、色々な質の高い求人を今すぐに見ることができます。
こうしている間にもあなたにピッタリな司法書士事務所が他の人に決まってしまうかもしれないので、まずは現時点で無料登録しておくことをおすすめします。
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まとめ
今回は司法書士事務所の就職の際の履歴書について解説しました。
一般企業とは異なる点があると思いますが、そこまで神経質にならずに自分の思いや情熱を伝えるといい志望動機や自己PRになります。
あなたが思い描く「理想の司法書士像」を言語化してそれに向かって行きましょう!!
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