司法書士試験に合格して事務所探しをしようと思ったけど司法書士事務所の求人はどのように探せば良いのかと悩んでいる人も多いです。
今回は司法書士事務所の求人の探し方を中心に、裏技的な探し方や事務所探しの際の悩みあるあるも解説します。
私の経験のふんだんに盛り込んだ他にはない、「濃い内容」をお届けできると自信を持って執筆しましたので、コメントやTwitterでのフォローをしてくれれば嬉しいです。
もちろん私は自信を持ってこの記事を書きましたが、良いかどうかの判断をするのは私ではなくこの記事を読んでくれたあなた自身なので、最後まで読んで良い内容かどうかの判断をしてコメントやフォローをしてもらえればと思います。
なお私のプロフィールはこちらです。
司法書士事務所で働きながら5回目の試験で合格し、その後も実務経験が10年以上あり司法書士業界内での転職も複数回経験しています。
このブログ内でもそういった情報をたくさん発信していますので、比較的信憑性の高い根拠は揃っているのではないかと思います。
それでは前置きが長くなってしまいましたが、解説に移ります。
司法書士事務所求人おすすめの探し方
司法書士事務所の求人は主に以下の2つになります。
- 司法書士専門の転職サイト
- 各単位会HPの求人ページ
これらは「司法書士」の求人を専門に扱っているからです。
これに対し、
❌司法書士の求人探しとして相応しくないもの
- 一般の転職サイト
- ハローワーク
※上記はいずれも一般職の求人なので、そもそも雇用する側が情報を載せていない場合が多い。
司法書士には司法書士「専門」の求人を探すべきだよ!
司法書士専門の転職サイト(おすすめ度 ★★★)
一般の転職サイトだと司法書士の求人数はごく限られてしまうのが現状です。
かと言って、
司法書士専門の転職サイトはどんなところがあるかわからないにゃ!
という人も多いと思いますので、「ここを押さえておけば間違いない」という2社をご紹介します。
なお、これから紹介する2社はいずれも無料で始められるのでかなりおすすめです。
リーガルジョブボード
リーガルジョブボードは日本最大級の士業専門の転職エージェントです。
もちろん司法書士もその中に含まれており、私の友人知人も多くこちらから司法書士事務所に就職しました。
転職エージェントは、あなたの理想の事務所をエージェントが一緒に探してくれるのが最大の魅力です。
また、日本全国の司法書士事務所の求人に対応しており掲載数が多いのも魅力です。
登録も簡単にできて無料なので、司法書士事務所を探すなら真っ先に登録すべきサイトです。
司法書士JOBサーチ
司法書士JOBサーチは実際に司法書士が運営に携わっている会社です。
司法書士の気持ちを1番りかいできるのは司法書士なので、心強いです。
また、司法書士JOBサーチでは、転職サイトにありがちな「知りたい求人だと思って内容を見ようとしたら事務所名が公開されていなかった」のような匿名・非公開求人はありません。
司法書士になった人が「本当に知りたい求人」を見る事ができるので、おすすめの転職サイトです。
各単位会HPの求人ページ(おすすめ度 ☆★★)
今はだいたい「〇〇 司法書士会 求人」と検索すれば各単位会(各都道府県の司法書士会)の求人一覧が閲覧可能です。
この求人の特徴は以下の通りです。
- 掲載順は新しい順になっている事が多い
- 事務所のアピール欄は自由文になっていて、給料は面接で確認しないとわからない
- もちろん事務所に問い合わせるのは自分自身である
このような形式になっていることが多く、求職者側からすると決してユーザビリティが良いとは言えないのが現状です。
結局これじゃあ事務所を選ぶ決め手がわからないにゃ
自分の「理想の事務所」により近づけたいならさっき紹介した無料の転職サイトに登録するのがおすすめだよ!
裏技的探し方
実際に私が1番最初の事務所に雇ってもらった方法がこちら。
履歴書を各単位会の事務局に置いてもらう
意外と知らない人も多いのですが、司法書士会の事務局で、自分が書いた履歴書を預かってくれて、事務局に来た司法書士の先生がそれを見て採用するパターンがあります。
あなたを「採用したい」と思っている所長が連絡をくれるので、内定率は飛躍的に上がります。
また、この方法は司法書士に限らず資格をまだ持っていない人が補助者として採用されるケースもあります。
司法書士事務所の補助者募集はあまり多くないので、この方法はかなりおすすめです。
個人事務所か決済事務所か
事務所選びの際に考えなくてはならないのが、個人事務所にするか、決済事務所に行くかです。
司法書士としてのキャリアを積む上で大事な選択になってきます。
そこで個人事務所と決済事務所の特徴をまとめてみました。
✅個人事務所の特徴
- アットホームな雰囲気で仕事ができる
- 不動産登記から商業登記、後見など様々な業務を学べる
- 自分が司法書士として共同できる可能性がある
✅決済事務所の特徴
- スタッフの人数が多く色々な人との交流がある
- 特定の分野を深く追求できる
- 組織経営のノウハウを学べる
個人事務所も決済事務所も一長一短ですが、どちらを選べば正解という事はありません。
自分がどんな司法書士になりたいか、どんな先生のもとで働きたいかを考えるとよりわかりやすいかもしれません。
もしどうしても決められないようだったら予め「この事務所では○年働いて次へ行く」のように自分の中で期限を設けて働いてみるのもいいでしょう。
実際働いてみてその事務所が良ければそのまま居てもいいですし、やっぱり別の事務所にしようと思ったら転職活動をすればいいからです。
大事なことではありますが、考えすぎてしまう人は、そこまで深く考えすぎずに「ダメだったら次」くらいの気持ちでもいいかもしれません。
くれぐれも「悩んでいるだけで何できない」という状態にならないようにしましょう。
30代・40代・50代未経験だけど雇ってもらえる?
司法書士試験の合格者の平均年齢は40歳前後になっており、合格してから初めて司法書士業界で働こうと思っている人も多いと思います。
そうなると年齢や未経験であることに不安を感じてしまうことも。
しかしながら、年齢や経験を気にする必要は全くありません。
理由としては単純で、私が過去に30代〜50代の未経験であっても、何の問題もなく事務所に就職できている人を見てきたからです。
また、以前私が働いていた事務所の代表とも話しましたが、年齢や経験は関係なく、うちの事務所に合っているかどうかが1番大切だと言っていました。
なので年齢や経験を気にする必要はありません。
こちらの記事でも詳しく解説していますので、興味がある人はご覧ください。
今働いている事務所を辞めたいと思ったら
今の事務所を辞めたいから他の事務所に転職したいという人もいると思います。
辞めるためには準備も必要になります。
辞めたいと思った時にしておいた方がいい事として次の3つがあります。
- 経歴の洗い出し
- 求人サイトを眺める
- 仕事の話をちゃんとわかってくれる人に相談してみる
事務所を辞めようか考えた時にどうしても客観的な視点で見れなくなってしまいます。
自分が今までやってきた事を経歴としてまとめてみたり、求人サイトをチェックしたり人に相談することによって、今自分がどんなことに不満を持っていてどういう事務所で働きたいかを冷静に判断することができます。
>>辞めたいと思った時にやっておいた方がいい事3つの詳しい解説
まとめ
今回は司法書士事務所の求人に関する転職情報について解説しました。
司法書士事務所の求人はその時のタイミングが重要で、行きたいと思っていた事務所の求人がもうしばらく出ないという事もしばしばあります。
また、司法書士試験の合格後、特別研修の終了後などは希望者が瞬間的に爆増しますので、就職争いが過激化します。
実際に働き出したい時期を決めたら前もって準備することが大切です。
せっかく試験に合格したのに働きたいと思える事務所がなくて就職できないのではキャリアのスタートとしてあまりにも勿体無いです。
そうならないように、あなたが行きたいと思える事務所で希望通り働くことができ、司法書士としての一歩をスムーズに踏み出せるように心から願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
おさらいとしておすすめの司法書士専門の転職サイトのリンクを貼っておきますので、登録はこちらからどうぞ。
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