司法書士試験の勉強を「楽しい」と思いながらできれば最高です。
今回は以下のような悩みにお答えします。
✅読者の悩み
- 司法書士試験の勉強は楽しいか知りたい
- 現に勉強しているが楽しいと感じていない
私は働きながら司法書士試験に5回目で合格しましたので、長い間勉強をする生活を続けていましたので、色々悩んだり苦しんだりしました。
その末に合格できたので、皮肉なことにも一発合格した人よりも勉強に悩んでいる人に様々なアドバイスができると思いますので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
司法書士の資格についてもっと詳しく知りたい方は先にこちらの記事をご覧ください。
なお詳しいプロフィールはこちらです。
司法書士試験の勉強って楽しいの?
法律って文字ばっかりなのに楽しいのかにゃ?
司法書士試験はもちろん法律についての知識が問われます。
なので一見法律を分かればいいと思われがちですが、それでは楽しくはないですし司法書士試験の本質ではありません。
司法書士試験の勉強が楽しいと感じられるか否かは、
その法律をいかに具体的にイメージできるかが重要です。
法律は無味乾燥なものではなく、私たちの生活や行動に大きく関わっています。
なので、そこには必ず理由があり意味があります。
それをどれだけイメージできるかが勉強を楽しいと思わせる鍵になってきます。
例えば、司法書士試験を受ける者であれば知らない者はいないであろう次の条文を参考にします。
不動産に関する物権の得喪及び変更は、不動産登記法 (平成16年法律第123号)その他の登記に関する法律の定めるところに従いその登記をしなければ、第三者に対抗することができない。
民法第177条
読んでしまえばなんて事のない条文です。
要は、登記は第三者対抗要件ということです。
しかしこの条文でもなぜ?と思う箇所はたくさんあります。
✅民法第177条の疑問点
- 「不動産」とあるがなぜ「動産」は含まれないのか?
- なぜ登記は「効力発生要件」ではなく「対抗要件」なのか?
こういう疑問に対して実際にイメージをしながら調べて、もし調べてもわからない事は自分なりの理由付けをする事で理解度が飛躍的に上がります。
私なりの理由付けとして
1は、動産は登記よりも所有・占有の方が重要だからかだろう
2は、あくまでも権利は登記を必要とせず実体法上発生している。登記官の実質的審査権がないことも影響しているだろう
この様に実際にそうなのか否かは別として自分なりに論理立てて結論を出す事が非常に重要です。
具体的にイメージすることによって「なぜだろう?」という疑問が生じるので、それに対して自分なりの答えを出す事をすると、今まで平面に書いてある文字が自分の頭の中でイメージとして出来上がります。
これができるようになると勉強が楽しくなります。
最初のうちは意味を理解することで手一杯だと思いますが、徐々にこの思考に持っていくことが大事なので、初学者の人も頭の片隅に置いて意識すると「そういうことか」とわかる時が来ると思います。
法律は無味乾燥な「文字」ではない!
いかにイメージできるかが理解度を深めるよ!
▼司法書士試験は無理ゲーなんかじゃない!
司法書士試験の勉強を楽しいと感じていない人へ
法律に面白さをなかなか見出せないにゃ・・・
前述したようなイメージはできても法律という特性上どうしても感情移入することは難しく、楽しいと感じれない人も中にはいると思います。
私も受験生の時は、「試験は勝負事だから勉強が楽しいという感情はいらない!」と思った時もありました。
そういった人には法律に面白さを見出すよりも、自分の成長に面白さをクローズアップする方がいいかもしれません。
例えば
- 今日は問題を100問解く
- 過去問を50問中40問解けるようになるまでやる
- 要件を10個覚える
のようなノルマ的な勉強をすると自分の成長を感じ取れて勉強が面白いと感じやすいです。
もちろん無理に面白いと思えるようにはする必要はありませんが、自分の気持ちが乗っている時の勉強効率はそうでない時よりも上がるので、自分なりの勉強方法を見つけるのも司法書士試験の合格へ近づく重要なポイントです。
人は順調だと自然に楽しくなるもの
自分に合った勉強法を見つけることでストレスが減るよ!
下記のリンク先よりどしどし応募してください。
※応募が多い場合には予告なく終了とさせていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
まとめ:司法書士試験に合格すれば人生変わります
司法書士試験の勉強を楽しくできればいいと思う一方でなかなかそうもいかず、辛い事が多いのも事実です。
私の場合は勉強方法がなかなか確立できず何をどこまでやればいいかわからずに勉強していた時期が1番辛かったです。
逆にやる事を決めてしまった後はひたすらそれを完璧にすることに集中できました。
今になって考えると「迷わないで集中できること=楽しい」だったのかなと思っています。
私の勉強方法はこちらの記事でも書いていますので、興味がある人は読んでみてください。
そして今、勉強が楽しいと思っている人も楽しくないと思っている人も安心してください。
司法書士試験に合格すれば間違いなく人生は180度変わります。
司法書士にはそれだけの価値がありますし、そう思ったからこそあなたは色々なものを犠牲にして勉強を頑張っているはずです。
今まで一会社員だった人が司法書士に合格して自分で事務所を立ち上げ、それまでとは比べ物にならないほど年収をアップさせた人を何人も見てきました。
司法書士に合格すればあなたもその権利が授けられます。
最後になってしまいましたが、こういう未来を思い描くというのは、勉強が楽しい・楽しくないを超えたモチベーションになると思い、お伝えしました。
しかし、ただあなたのモチベーションを上げるために言ったデタラメではなく、人生が180度変わるというのは嘘偽りのない事実です。
なので、今回の内容があなたの勉強を少しでも楽しいと思えるようになれれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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