司法書士試験の勉強法で六法が必要と言う人もいれば、いらないと言う人もいます。
問題集があればいい気もするけど、条文や判例の確認は必須だしどうすればいいかわからいにゃ
今回は受験生にとっての永遠の疑問とも言えるこの命題に対して終止符を打つべく私なりの答えを解説していきます。
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司法書士試験に六法は必要かいらないか
まず結論から言います。
司法書士試験に合格するためだけであれば六法は必要なものではない
根拠はどこにあるかというと「私」です。
詳しくは以前の記事でも紹介していますが、私は自作の問題集にまとめて勉強していました。
なので、一応六法は買ってはいましたが、ほぼ使わない勉強スタイルでした。
実際私が勉強している際にも六法がなくて困った経験もほとんどありませんでした。
それどころか司法書士試験合格の同期の中には「一度も六法を買ったことがない」という強者までいました。
結局のところ、司法書士の「試験」に合格するためにはちゃんと条文や判例の知識と理解があればいいからというのが結論です。
ではなぜ六法を必要だと主張する人たちがいるのでしょうか?
六法がなくても合格している人はたくさんいるのになんで六法を必要だと言う人がいるんだろうにゃ
六法が本当に必要となる時はどんな時かな?
普段から六法の重要性を理解している人たちの思考を見てみるとかわりやすいよ!
なぜ六法を「必要だ」と言う人たちがいるのか
六法が必要だと言っている人たちがどのような流れでその様に言っているのかを私なりに分析してみました。
そうすると以下のようなフローがあることに気づきます。
六法を必要だと言っている人はおおよそ既に司法書士である。
↓
司法書士となった後にわからないことがあった場合にはどう調べるか?
↓
自分で調べる
↓
ソースのわからないネットの情報で法的判断はしない(してはならない)
↓
六法で条文を調べる
↓
条文から論理的な答えを導き出す
↓
普段からそれが身についている司法書士が受験生に対してもその司法書士としてのあり方を示している
お分かりいただけたでしょうか?
受験生であればわからない問題や詳しい解説を調べたい時にネットの情報を使ったりした経験は誰でもあると思います。
しかしながらネットの情報は確かなものなのでしょうか?
例え本物の司法書士がネットで解説していたとしてもそれは同じです。
司法書士はクライアントや役所とのやりとりをしますが、あなたの主張を示すときにその主張の最終的な根拠が「ネットで調べました」は、法律家として相応しいのかということです。
私たちが従うべきはあくまで法律です。
決して根拠のわからないネットを頼りにしてはならないのです。
普段からわからない事があったら条文をあたるのは当然の環境にある司法書士にとって六法を必要としない選択肢はないから、ということが六法を必要と主張する人たちです。
私も六法の真の重要性を理解したのは合格してから。
六法を引かなければならない時は必ず来るということを今のうちに知ってもらいたいからこの記事を書いたんだよ!!
今までは六法の重要性を理解できなかったけど将来引くなら今のうちからやってみようって思えたにゃ♪
まとめ:試験で合格するにはいらないかもしれないが、合格後は六法を引くことは必要であることを今のうちから認識しよう
今回は六法の必要・不要について解説しました。
私自身六法を使わない勉強法で合格し、合格した後に「だから六法を引くのが大事だったのか!」と衝撃を受けるとともに、「六法を引く癖をつけとけばよかった」と少し後悔したので、私のように後悔する人が減るように願ってこの記事を書きました。
今の時点で六法をそんなに使っていない人も必ず六法を使う時が来るのでその事を覚悟しておいてください(笑)
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
六法を買うなら判例六法がかなりおすすめです。
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