【安心】司法書士の資格があれば食いっぱぐれない?資格者がデータを基に解説【YouTube有】

司法書士試験

司法書士の資格を取ってからというもの

食いっぱぐれがなくていいですね

というような事をよく言われます。

また司法書士のワードをネットで検索すると「食いっぱぐれない」という結果が表示されます。

果たして本当にその通りなのでしょうか?

今回はそんな巷の噂を実際に司法書士の資格を保有する私が解説します。

✅この記事を読むメリット

  • 司法書士が食いっぱぐれないのか資格者の見解を知る事ができる
  • 司法書士試験を合格するために才能は必要ない理由を知る事ができる
  • 司法書士試験に合格する事が無理なのかどうかを知る事ができる

なお、司法書士の資格についてもっと詳しく知りたい方は先にこちらの記事をご覧ください。

ちなみに私のプロフィールはこちらです。

司法書士の資格があれば食いっぱぐれないのか

司法書士の資格を取って働く場合は「独立司法書士」「勤務司法書士」に分かれます。

それぞれの場合について考えてみましょう。

独立司法書士

まず前提として、独立して食いっぱぐれてしまうというのは次のような場合が明らかな時であると言えます。

食いっぱぐれ状態

  • 案件数に対して司法書士の数が極端に多い場合
  • 案件数自体が明らかに少ない

このような状態であれば明らかに「食いっぱぐれ状態」になってしまいます。

そこで、司法書士の数と、司法書士の仕事の大部分を占めるであろう登記件数について調べてみました。

✅全国の司法書士の人数

出典:日本司法書士連合会HP

✅1年間の登記件数

出典:e-stat 不動産登記総件数

司法書士の人数は全国で22,907人おり登記件数は年によって増減はあるものの700万件以上あります。

これを単純計算で司法書士1人あたりの1年の登記件数を計算すると

7,000,000÷22,907=305.5834・・・

となり1年で司法書士1人が300件以上の登記になるという計算になります。

もちろん実際にこのようになるとは限らないですが、先ほど述べた「食いっぱぐれ状態」には当てはまらないだけの案件数(登記件数)があると言えるのではないでしょうか。

このように司法書士の業務の花形である登記業務についても十分やっていけますし、近年では司法書士の業務の分野が更なる広がりを見せており、独立しても食いっぱぐれなくやっていけます。

司法書士の登記以外でメインになりうる業務

  • 成年後見人等
  • 企業法務
  • 信託業務
  • 簡易裁判所代理権
  • 裁判書類作成業務 etc.

勤務司法書士

勤務司法書士とは、独立せずに既存の司法書士事務所に就職する就労形態です。

司法書士として資格を有していれば、年齢性別、経験の有無に関わらず、全く問題なく働くことができます。

こちらについては過去に詳しく書いた記事がありますので、もしよかったら読んでみてください。

>>未経験者でも需要はあるのか?

また、先ほど紹介した独立司法書士のように万が一独立したけどうまくいかなかった場合でも勤務先はあり、そう言った意味でも食いっぱぐれは無いと言えます。

司法書士に才能は必要なのか

そうは言っても司法書士として才能があるから食いっぱぐれが無いんじゃないの?と思うかもしれません。

どうせ才能が必要なんだろ

これについては全く不要とは言いませんが、普通のことを普通にできる人であれば問題ありません。

なぜなら司法書士はクリエイティブ寄りの資格ではないからです。

むしろ突飛な人よりも現実的な人が向いています。

法律という分野上どうしても正確さが求められます。

そして正確であるということは才能ではありません。

人によっては細かい人大雑把な人はいるかもしれませんが、正確さは後から矯正できます。

なので司法書士に才能は必要ないと言えます。

そもそも司法書士試験に合格するのが無理?

司法書士試験は国家試験の中でも合格率が低い日本最難関試験の1つです。

その合格率の低さからよく「無理ゲー」と評されたりします。

しかし実際にはそんなこともなく、正しく勉強すればしただけ結果の出る試験であると言えます。

これは私自身が実際にそうだったのでしっかりとした根拠のある考えです。

以下の記事で詳しく説明しています。

>>勉強方法

>>受かる人のたった1つの特徴

そもそもやる前から諦めていたら受かる試験も受かりません。

自分が目指したいと思ったら迷わず進むことも大切です。

✅ちなみに

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まとめ

今回は司法書士は食いっぱぐれないかについて解説しました。

どの業種にも言えることですが、成功するかしないかはその人の努力次第です。

しかし、こと司法書士について言えばまだまだ十分に食いっぱぐれない職業であると言えます。

また司法書士は社会的地位の高い職業でもあり自分の人生を賭けて勉強するだけの価値のある資格であるとも言えます。

もちろん勉強を頑張って合格できたご褒美には、自分で事務所を経営できるという独立の切符も手にすることができます。

まずはそのための一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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