ここでは司法書士試験の概要とリアルなポイントを司法書士試験に合格した私が解説します。
私のプロフィールはこちらです。
社会人として働きながら司法書士試験に5回目で合格することができました。
長い受験生活と10年以上の実務経験を基に司法書士を目指す人から合格者までのお悩み解決のブログ記事を他にもたくさん書いているので是非ご覧ください。
なお、司法書士について詳しく知りたい人は先にこちらの記事から読むとよりわかりやすいと思います。
司法書士試験の概要
大事な項目ごとに解説していきます。
試験構成
- 筆記試験
- 口述試験
一般的に「司法書士試験」と言ったら筆記試験のことを指すよ
※以下、筆記試験について解説します。
受験資格
受験資格の制限はなく、誰でも受験することができます。
司法書士試験は年齢・学歴が関係のない試験です
受験申請受付期間(願書)
例年5月初めから中旬くらいまでが願書の受付期間です。
願書の配布は4月中から各地の法務局などで配布されています。
郵送するのか法務局の総務課に窓口申請するのかを考えて提出しよう!
受験会場によっては提出するタイミングによって試験教室が異なったりする。
もう試験のための準備はこの時点から始まっていると言っても過言じゃない!
受験料
8,000円
受験料は現金ではなく収入印紙で納めます。
なお受験料は、受験しなかった場合でも返還されません。
試験地
筆記試験の会場 | 口述試験の会場 |
札幌 | 札幌 |
仙台 | 仙台 |
東京・横浜・千葉・さいたま・静岡 | 東京 |
名古屋 | 名古屋 |
大阪・京都・神戸 | 大阪 |
広島 | 広島 |
高松 | 高松 |
福岡・那覇 | 福岡 |
自分の居住地に関わらず受験地を選べます。
私の同期でも東京に住んでいるけど、受験地を仙台にしている人もいました。
試験科目
科目 | |
---|---|
午前の部(択一) | ・憲法 ・民法 ・刑法 ・商法(会社法) |
午後の部(択一) | ・民事訴訟法 ・民事執行法 ・民事保全法 ・供託法 ・司法書士法 ・不動産登記法 ・商業登記法 |
午後の部(記述式) | ・不動産登記法 ・商業登記法 |
司法書士試験は合計で11科目あります。
試験日
例年7月第1日曜日に行われます。
試験時間
持ち物
- 筆記試験受験票
- B又はHBの鉛筆
- 黒インクの万年筆又はボールペン(インクが消せるものは不可。)
- プラスチック製消しゴム
これらはあくまでも最低限の持ち物。
持ち物ひとつで合否を左右することもあるので、しっかり考えよう!
こちらの記事で詳しく解説してますので気になる人は要チェック!!
合格発表
筆記試験 | 例年10月上旬 |
最終発表 | 例年11月上旬 |
筆記試験の合格発表は10月だけど筆記試験の多肢択一式の解答と基準点が8月中に発表されるから、もし足切り点に届かなかったら気持ちを切り替えて来年の計画を立てるのがおすすめ!
まとめ
今回は司法書士試験の概要について解説しました。
司法書士試験は合格率が4%前後の超難関試験です。
これから司法書士試験を目指す人の中には独学で目指そうかスクールに通おうか迷っている人もいると思います。
そんな風に考えている人に向けて記事を書きましたので、是非ご覧ください。
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